ざぜんそう(僧が座禅を組む姿に似ていることからついた名前)
黙々と目の前のいつもの仕事をこなしていると、ごくたまにそれを称賛してくださる人に出会うことがある。「職人」や「いちがい(わき目もふらず頑なに進むようす・こちらの方言か?)な顔」とか、「こどものように、愛情を注いで酢造りされていて、感激で涙が出そうになる」などと言ってくださる。どれも身に余る言葉である。
苦しいこともある。それでも数年先に創業100年という、目標が見えている。たいへんだったと振り返ることもあるが、それ以上にとてもたくさんのお客様との出会いがうれしい。何よりも力になる。
ありがとうございます!
毎日、いろいろな人が弊店店舗に来てくださる。ギャラリーで毎月替わりの展示をしているので、それを見るだけにお越しいただくこともある。もちろん、酢に興味を持ってくださってお買い求めの方、常連さん、ご近所さん、遠方から車で乗りつけてくださるといった方々も。
本当に有難くて、涙が出そうである( ;∀;)
色々とお話をして、ずいぶん楽しいこともある。ご意見もある。雨の日や寒い日、ほんとは外に出たくないような日でも、お越しいただく。感謝以外にどんな言葉を書いたらいいのだろう。お陰様で、100年近くの年月を迎えようとしている我が生業であります。身体が動くかぎり、お客様と商品に向かい合いましょう!皆さま、よろしくお願いいたします。